私は高校3年生4月の時点で偏差値45から受験勉強を始め、そこからのスタートで偏差値を20上げてMARCHに2つ合格した者です!

偏差値を上げるために、ビジュアル英文解釈を勉強しました。

この記事では「ビジュアル英文解釈」について、実際に中身を見ながら徹底的に解説していきます。

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ビジュアル英文解釈とは? 簡単にご紹介!

英文の「読み方」に集中して講義を進めるスタイルになっている

・著者、出版社:伊藤和夫(駿台文庫)

・目指すレベル、偏差値:共通テスト8割・GMARCH・関関同立・地方国公立大学への合格。

・参考書本誌の解説を補足するPDF(非公式)がネット上に公開されている。

 

ビジュアル英語解釈の難易度はMARCH・地方国公立レベル~

ビジュアル英語長文に収録されている問題はPart1だと高校一年生、二年生で、ある程度の基礎がある人向けに作られています。

レベルでいえば大体、共通テストで7割くらい取れるくらいでしょうか、

 

Part2は偏差値60以上の人で、最難関である旧帝大や医学部、さらに早慶を目指す人向けに作られています。

私が受験生だった際を思い返してみると、四工大・日東駒専、MARCHの英文レベルには明確な差がありました。

この壁を越えることができると、一気に読解力の成長スピードがアップしたように感じられました!

MARCHレベルと、その上の早稲田や慶應、東大・京大などの壁を越えたい方にとって、ビジュアル英文解釈Part2はとてもおすすめです。

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ビジュアル英文解釈で見込める学習効果

ビジュアル英文解釈での学習において、キーワードとなっているのが直読直解です。

この参考書における直読直解が意味しているのは、英文を語順通り左から右に読み進めていき、前に戻ることなく直接意味を読み取っていくことです。

これは、普段私たちが日本語を読むときに当たり前に行っている読み方と同じこと、つまりネイティブ的な読解を行うことです!

これができるようになることで、前に戻って意味を取ろうとする手間が省くことが可能になり、圧倒的な時間短縮を実現できます。この読み方こそが受験英語において最強の読み方であり、かつ最も楽に読解をできる方法であると考えています。

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ビジュアル英文解釈の使い方

ビジュアル英文解釈の具体的な使い方を、私が受験生時代にやっていた形式で紹介していきます。

私はこの方法を実践したところ、長文読解での正答率が格段にアップしました!

以下のステップに沿って、取り組んでいきましょう。

 

ステップ①準備

ビジュアル英文解釈では、英文、単語、reviewをあらかじめまとめておくと、よりスムーズに学習を進めることができます。

自分の英語力に自信が無い方や、ビジュアル英文解釈の難易度についていけない方は、こういった準備から入ってください。

それでもなかなか難易度についていけないようであれば、取り組む参考書のレベルを落としましょう。

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ステップ②「焦点」

次に、ページ右側に記載されている焦点を一読しましょう

完全に頭に入れるというより、簡単に目を通す程度で問題ないです!

使い始めたばかりの時、私はここの部分を頑張って理解しようとして時間を使いすぎてしまっていました。

完ぺき主義になると受験勉強は、効率が悪くなってしまうので注意してください。

 

ステップ③英文に数字を振っていく

これは、英文を読んだあとで役に立ちます。

英文を読み終わったら次はreviewを読むのですが、この時に本文の各英文に数字が降ってあるとReviewとの照らし合わせが楽になるためです。

これを始めてからはそれまでの倍の効率で、復習を進めることができるようになりました。

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ステップ④本文をすべて訳す

Reviewで復習を終えたら次は、本文の全訳をしていきます。

この骨の折れるような作業の積み重ねが、あなたの英文読解力を伸ばすことになります。

なんとなく読んだままでは、勉強したような気になっている段階です。

全訳することによって文ごとの関係性について理解を深め、単語への理解もより一層深めることができるでしょう。

 

ステップ⑤本文への理解をさらに深めていく

ここまでのプロセスを踏んだ後で、「研究」の解説を読み、一文ずつ正確に理解できているかを確認していきます。

これができたら、次に「大意」を読んで本文の全訳を確認しましょう。

これは直訳ではなく意訳で構成されているため、ここだけ確認するのは非推奨です。

あくまで大意と細かな部分、両方の理解が重要です。

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ビジュアル英文解釈を苦手とする受験生も多い

ビジュアル英文解釈の使い方と、おおまかな学習の流れを紹介してきました。

ここまで読んでいただいた皆様は、手順が少し面倒に感じられたかもしれません。

ビジュアル英文解釈はやや取り組み方が難しく、ニガテに感じる受験生も多いです。

 

この参考書は30年ほど前に出版されており、構成が複雑になっています。

そのため、最近の参考書に比べると使いにくく感じてしまうのも仕方のないことです。

ですが、裏を返せばそれだけ昔から評判がよく、多くの受験生から高い評価を受けているということの証拠でもあります。

Amazonのレビューを確認してみると、英文解釈系の参考書のなかでもこの参考書が一番ためになる、この参考書は神、など、よい口コミで溢れかえっていました。

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「ポレポレ、透視図、英文解釈教室」との比較

「ポレポレ英文読解プロセス50」は、東京一工、早慶を目指すような受験生が仕上げとして使う参考書であり、非常にハイレベルな問題が多いです。

ビジュアル英文解釈とは対照的に、非常に構成がシンプルです。

問題自体は難しいですが、1ページで解説まで完結している点が優れていると言えます。

 

「英文解釈の透視図」は、ポレポレと著者が同じ参考書ですが、さらにハイレベルな内容を取り扱っています。

東京一工、医学部志望の受験生が本番で高得点を狙うために使う参考書です。

ビジュアル英文解釈が読解力向上を目的にしているのに比べ、透視図は読解力の上をいく熟読を鍛える参考書だと言えます。

 

「英文解釈教室」は、これをやっておけばどの大学でも合格できるといわれるほどの有名な参考書です。

難関大志望者ですらオーバーワーク気味である内容なので、時間的余裕を持っている受験生や、合格後を見据えた学習に向いています。

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「ビジュアル英文解釈」が終わったら次に取り組むのは?

次に取り組む参考書は、Part2までやり切った方であれば透視図または英文解釈教室です!

Part1まで取り組んだという方は、Part2に進みましょう。

基本的にはどの大学であっても、ビジュアル英文解釈part2までやり切れば十分です。

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ビジュアル英文解釈の評判・レビューまとめ

ここまで、「ビジュアル英文解釈」の概要と類似参考書との違いを紹介してきました。

ビジュアル英文解釈を使うのに向いている人は

・基礎的な読解力を伸ばしたい

・英文を語順通りに読み進めたい

・段階を踏んで読解力レベルを上げていきたい

そんな方々です!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。