私は医療系の大学に複数合格しましたが、英語がとにかく苦手だったので、英単語学習で追い上げをかけたのち、大学入試に向けた英語長文問題集として、“英語長文ポラリス”を中心に勉強しました。

その時の体験談を交えて、英語長文ポラリスのレベルや使い方、それぞれの使い分け・使用するタイミングを解説していきます!

>>早慶や東大の英語長文を超スピーディに読むワザはこちら

 

英語長文ポラリスに取り組んだ時期ときっかけ

とにかく英語が苦手で、高校三年生の夏・・・受験まであと半年、というところまで英語を放置していた私。

単純暗記の苦手意識から英語の勉強自体が苦手で、高3の夏、圧倒的な勉強不足から追い上げるように勉強を始めました。(英単語の勉強については別記事記載)

英単語は、覚えるだけで勉強が進みます。けれども、長文はそうはいかない。

志望校の医療系大学は、文系でいうとMARCHと同程度。120分の中で英語、数学、理科系の全てを解かなければならないので、早く正確に解く力が求められます。

 

英単語を猛勉強していくとある程度の英文は読めるようになりましたが、確かな力は身についていないという感覚がありました。

英文法はもともと“スタディサプリ”で学習していた私。お気に入り講師であった関正生先生が当時に新しく出版されたのが、この英語長文ポラリスでした。

「英文法だけでなく、英語長文も関先生を通じて勉強したい!」そんな思いで手に取り、勉強を始めました。

>>早慶や東大の英語長文を超スピーディに読むワザはこちら

 

英語長文ポラリス標準/応用/発展のレベル・難易度

※前提として、英語長文ポラリスのレベルは下記の通り。

・英語長文ポラリス1/標準レベル→共通テスト、日東駒専より少し難しい(ハイパートレーニング2と同じくらい)

・英語長文ポラリス2/応用レベル→MARCHや関関同立より少し難しい(英語長文レベル別問題集5と6の間)

・英語長文ポラリス3/発展レベル→早慶や東大・京大レベル(英語長文ハイパートレーニング3と同じくらい)

 

英語長文ポラリスに取り組み始めた時の英語の偏差値は大体、偏差値40前半くらい。

最初は、英語長文ポラリス標準レベルを完璧にすることだけを考えて覚え始めました。

英語長文ポラリスは、どのレベルにも共通して“厳選された12問を読み込む”ことを掲げており、音読機能も掲載されています。

SVOCは英語長文の基本。解説では、英文すべてにSVOCがふられているので、文の構造を徹底的に把握することが出来、意義のある音読を続けることが出来ます。

英語長文を解き終えたら、すべての英文にSVOCをふり何度も音読する。標準レベルの12問を解き終えるころには当時40前半だった偏差値は、50後半を記録するまで成長しました。特に、SVOCを徹底的に理解したことによって、文の構造を正確に把握する力を伸ばすことが出来たと思います。

 

標準レベルをベースにして、夏休み明けには応用レベルにも着手。ひたすらSVOCと音読を繰り返しました。

応用レベルを終えたころには英語の過去問の得点率は8割となりました。

>>早慶や東大の英語長文を超スピーディに読むワザはこちら

 

 英語長文ポラリスのデメリットは問題数

しかしながら、ポラリスには一つだけ困った点があります。それは、良くも悪くも問題数が12問しかないのです。

実は、少しの間だけ、長文の得点に伸び悩んでしまった時があり、原因は自分でも痛いほど承知していました。新しい語彙や文法の長文での使われ方に頭がついていかなかったことです。

毎日触れた方が良いという英文。英文の読解数を増やすという点に関しては、力を付けられないことに焦りを感じていました。

しかも、“SVOCを徹底的に理解する“ので、ポラリスは一題を仕上げるのに相当な労力と時間を費やします。英語が苦手な私は、尚更でした。

 

そんな時同じ時期に出版されたのが、英語長文レベル別問題集。

手に取ってみると、短い英文が薄い冊子の中にまとまっています。

この薄さでこの英文の量だったら毎日継続できるだろう。毎日の英語長文勉強にどうしてもこの問題集を使いたくなり、さっそく購入したのです。

>>早慶や東大の英語長文を超スピーディに読むワザはこちら

 

英語長文レベル別問題集との併用がおすすめ

その結果、毎日新しい英文に触れられることが出来たため、英文読解量に関して、自信をつけることが出来ました。英語長文ポラリスをベースに、英語長文レベル別問題集を併用したことによってブランクを抜け出せた私。その後は、その2つを併用して勉強を進めることが出来ました。

それからは、英語の過去問は8割越えに。その点数を保ったまま、夏よりも長文を読むスピードが確実に上がったと実感、英語にも自信がつきました。共通テストの過去問では常に7・8割が維持できるようになり、英語が得点源となっていきました。

 

志望校合格レベルの英語長文はポラリスでいうと応用レベルまでだったので、発展レベルには手を付けませんでした。難しい英文を読むより、英文の読解スピードを上げる方が私にとっては優先事項だったからです。その代わり、MARCHレベルの英語長文や過去問をスピード重視で解くことを意識しました。

英単語ターゲット1400を使い、志望する大学の英語の過去問は8割越え・長文を読むスピードも維持させたまま、受験に臨むことが出来ました。

>>早慶や東大の英語長文を超スピーディに読むワザはこちら

 

英語長文ポラリスのレビュー、口コミまとめ

結果、医療系大学に合格することが出来ました。英語を解くスピードが上がったため、浮いた時間を数学や理科系の試験時間に充てることが出来ました。

英語はもうだめだ・・・そう思っている皆さんにこそ、英語長文ポラリスを用いて、英語を得意にしてほしいと思います!