私はMARCHや国立大学に合格しましたが、入試に向けた英文法の習得のために、総合英語Beを勉強しました。
その時の体験談を交えて、総合英語Beのレベルや使い方などを解説していきます!
総合英語Beを既に持っている方、これから勉強しようと考えている方はぜひ読んでください!
総合英語Beを使う時期はいつから?
高校3年の6月に受験勉強を始めた時から使用していました。私が使用していたのは、総合英語Be 3rd editionです。(現在は4th editionが出ていますが、中身はさほど変わっていません)
入学当時、はじめの英語の授業で配布されましたがかなり分厚く、やる気が全く起きませんでした。
また、中学生時代の遺産を頼りながら定期テストを乗り越えていきました。しかし、いざ受験勉強を始め、センター試験(今の共通テスト)や大学二次試験を解いてみると全く歯が立たず絶望。
その反省を活かして、受験勉強を始めた初日から徹底的に総合英語Beに取り組むことを決意!
総合英語Beの難易度・レベル
総合英語Beに取り組み始めた時の英語の偏差値は大体、偏差値50前半くらい。
高校3年生の受験勉強を6月に始めた時から学習した文法とその使い方、応用例を詳しく学んでいきました。
中学生レベルの文法から収録されていて、最初は「こんな簡単な文法知ってるよ・・・」という感じで、少し甘く見ていました。
すぐに授業でも習わない細かい使い方もどんどん登場してきて、自分の実力の過信を反省。
1章から最終章まで徹底的に覚えていき、当時50前半だった偏差値は、68を記録するまで成長しました。
もちろん文法だけがその要因ではないですが、総合英語Be 1冊で、偏差値68を狙うこともできるくらいのカバー範囲です。
総合英語Beをしっかりと勉強したことで、MARCHの英語の過去問は7割、センター試験(現在の共通テスト)は9割5分を超えるように!
しかし筑波大学の過去問を解くと総合英語Beの文法力のみでは不十分で、長文読解力や難読単語の知識も必要でした。
結局、英文法標準問題精講、基礎英作文問題精構などの問題集を追加して、筑波大学に合格しました!
総合英語Beは基礎的なところから、応用部分までしっかりと学習できるようになっています!
総合英語Beの使い方、勉強法
以下の3つのポイントを意識して、勉強に取り組んでください。
①辞書のように取り組む!
総合英語Beは非常に厚い参考書。基本的に文字のみで記載され、時制や動名詞など、テーマごとに基本の使い方から口語表現までコンパクトにまとめられています。
イチから暗記しようとするとよほど勤勉でない限り挫折してしまうでしょう。事実、私も第一章で挫折してしまいました…。
そのため、長文問題や文法問題を解きながらわからない構成の文章を調べるときに使うなど辞書のように使うことをおすすめします!
特におすすめなのが、自由英作文を書く際の確認に使用することです!
同じ言葉を表すにも多くの表現方法が記載されているため、書いては見直しに使うことで自然と流暢な表現が身に付きます。
実際に、この使い方を2か月続けたところ、英作文と英文法問題を9割正解できるようになりました!
②Check問題よりもほかの問題集を優先!
総合英語Beには各文法のチェック問題が小見出しごとに2問ずつ程記載されています。
あくまで私の評価になってしまいますが、これらの問題は正直簡単すぎ、かつ受験にはこの量では到底足りません…。
絶対に、ほかの英文法問題集も並行して解きながら読み進めるのがおすすめです!
問題集の圧倒的な問題量と文法書の正確な知識の双方で効率的に知識が定着するはずです!
③マーカーと付箋を上手く使う!
文法を勉強していると、どうしても単語帳のような暗記をしなければいけない場面に遭遇します。
例えば、後に動名詞を続ける動詞なのか、不定詞を続ける動詞なのかということを動詞ごと覚えなければなりません。
総合英語Beではこのような暗記項目も暗記しやすいような付加情報とともにコンパクトにまとめられています!
これらのページを暗記用マーカーと付箋を活用して、自分なりの文法版単語帳にして勉強するのが非常におすすめです!