私は難関私学と言われる関関同立や国立大学である大阪大学に合格しました。その合格までの道のりの中で、今回ご紹介させて頂く「山川一問一答 日本史」を使用しました。この参考書を使用することで、日本史のセンター試験(現在の共通テスト)で98点/100点中を叩き出すことができました。あくまで、この参考書だけのおかげで合格できたわけではないですが、98点を獲得した最短ルートだと確信しております。
その時の体験談を交えて、山川の日本史一問一答のレベルや使い方、東進の一問一答との違いを解説していきます!
山川の日本史一問一答の使用時期はいつから?
高校2年の冬から受験勉強を開始し、日本史の参考書として山川の日本史一問一答に取り組みました。当時、偏差値は50程度/センター試験(現在の共通テスト)では50点程度でした。
ただし、50点といっても、“勘”で答えてラッキーな点数もあったので、“これだ“と自信を持って選べた問題は数えるほどしかなかった・・・
私自身は歴史の勉強について小学生・中学生の頃から苦手意識はなかったが、知らない単語が多く、教科書を読んでもイマイチ理解できずにいました。
そんな時に本屋さんで「山川の日本史一問一答」が目に留まり、“どんなものかな“と思い、半信半疑で使い始めましたのきっかけでした。
山川の日本史一問一答のレベル・難易度
最初に取り組み始めた時、“難しい”と思いました。後々知ったことではあるが、センター試験(現在の共通テスト)よりもかなりハードな内容も収録されていると・・・
ただ、そのおかげで、関関同立に合格できたと思ってます。
収録されている問題は大きく3つに分類されます。
- ☆2…初心者向けレベル
- ☆1…センター試験(現在の共通テスト)レベル
- ☆なし…難関私立大学レベル
自分のレベルに合わせて、勉強していくのが重要。まず、日本史に自信がないという方は①をしっかりと覚えきれるまでに反復勉強していくことが重要です。
偉そうなことを話した私ですが、①~③の問題を全て反復勉強したおかげで、センター試験(現在の共通テスト)で80点を初めてとれるようになりました!!
もちろん参考書だけがその要因ではないですが、山川の日本史一問一答でセンター試験(現在の共通テスト)にて、80点を狙うこともできるくらいのカバー範囲です。
それに加えて、同支社大学の過去問でも7割を超えることができた!
内容が凝縮されているので、基礎についてはこの山川の日本史一問一答だけでいいと言っても過言ではない。ただし、更なる高得点を狙うためには山川の日本史一問一答だけでは不十分だと感じた。(細かな年代表などの暗記・教科書を用いて時代の流れを認識するなどの勉強を実施)
山川の日本史一問一答と東進の一問一答の違い
山川の日本史一問一答は初心者から上級者まで全ての人が教材として活用できるが、東進の一問一答は完璧に上級者向け。
山川の日本史一問一答は基礎的な内容はもちろん、センター試験(現在の共通テスト)・難関私立にも対応できる問題を揃えている一方で、
東進の収録問題は、難関私立レベルにフォーカスしたものですので、基本的には基礎ができている人が更にレベルアップするために活用するべき実践的な教材となります。
山川の日本史一問一答→東進の一問一答を使うような流れが理想だと思います。
山川の日本史一問一答の使い方
使い方のポイントは2点です!
①一度読んだらOKではない
大前提として、歴史の勉強の肝は復習にあり。
まず1週目は赤シートを用いながら、答えを見ることなく、問題を解いていくことが大切です。間違った問題は必ずチェックをつけておく。2周目はチェックをつけた問題を徹底的に復習。3周目では、2周目でも間違った問題のみを復習していきます。
上記を分からない問題が無くなるまで、何度も繰り返します。(私は100周くらいしました・・・)
山川の日本史一問一答は問題数が4000を超えるので、効果効率的に進めていくべきです。
②自分の目指すべき姿に合せて勉強しよう
あなたは日本史をセンター試験(現統一試験)のみで使うのか、私大でも使うのか、あなたにとって4000を超える問題を全て解く必要があるのか一度考えてください。
山川の日本史一問一答は問題のレベルは以下のとおりに分別されるので、センター試験(現在の共通テスト)までであれば☆2/☆1で十分だと思います。
☆2…初心者向けレベル
☆1…センター試験(現在の共通テスト)レベル
☆なし…難関私立大学レベル