私は受験生の時に数学を得意科目として、東京工業大学に現役合格したものです!
この記事では「数学基礎問題精講」について、その特徴と使い方を徹底的に解説していきます!!
数学基礎問題精講とは? 簡単に紹介!
・概要:最短で基礎固めができる基礎問題集
・著者、出版社:上園信武(旺文社)
・レベル、偏差値:教科書~GMARCH、中堅国立レベル(偏差値50~60)
・問題数:文系は438題、理系は888題
・ⅠA、ⅡB、Ⅲがそれぞれ別冊で出版されています
・チャート式より問題が厳選されているので、最短で基礎固めが可能!
数学基礎問題精講のレベルはGMARCH程度!
数学基礎問題精講には、教科書の基本的な問題から入試の基礎レベルの問題までが収録されています。
河合全統模試で偏差値50~60の方に適した問題集です。
GMARCH、中堅国立レベルの大学への受験を考えている方はまずはこの問題集で基礎を固めることをオススメします!
私自身は各学年の長期休みにこの問題集を扱って、基本が身についているかのチェックを行いました。各単元の基本的な問題が厳選されているので、効率よく自分の現状を確認することができました。
GMARCH、中堅国立レベルの過去問に入る前に、必ずこのワークで自身の弱点を克服しておきましょう!!
数学基礎問題精講の使い方、進め方
問題集の構成は、【基本問題】、そのポイント説明となる【精講】、問題の【解答解説】、【ポイント】、最後に【演習問題】となっています。
以下のステップに沿って進めましょう!
1. まずは基本問題を解く!
解説や【精講】を見ずに自力で解くことに挑戦しましょう。
時計を使って何分で解けたかもチェックしておくとよいです。
2. 精講をチェックする
口コミやレビューでも評価の高い【精講】です。必ず読みましょう!
問題を効率よく解くために重要な着眼点がここに書かれています。
基本問題が解けた方も、この【精講】に記されていることを思い浮かべられたか確認しましょう。
3. 解答解説、ポイントをチェック
途中式まで一つ一つ丁寧に解説されています。
答えが合わなかった場合はどこで間違えてしまったか必ず確認を。
ポイントは公式や考え方が端的に書かれているので、苦戦した問題はポイントごと覚えてしまいましょう!
4. 演習問題に取り組む
【精講】やポイントで学んだことを発揮する場です。
解法に悩まずにスムーズに解くことを目指しましょう。
私自身は、演習問題でも苦戦してしまったページは、その日のうちに最低3回は解きなおしました。
5. こまめに復習を行う!
基本問題が解けなかった単元、【精講】がうまく思いつかなかったものはこまめに復習を!
「基礎問題精講」をすべての問題を瞬時に解けるまで繰り返すと、次のレベルの問題集や過去問に取り組む際に非常に強力な武器となります!
数学基礎問題精講が終わったら次は?
「基礎問題精講」が終わったら一度、共通テストや過去問に取り組んでください。
そこで新たな弱点が見つかったら「基礎問題精講」で復習をしてまた過去問へ…… を繰り返して合格点が取れるまで頑張りましょう。
さらにレベルを上げたい方は、同じ出版社から出ている「標準問題精講」も評判なのでオススメです。ただし「基礎問題精講」と比べてかなり難易度が上がるので、数学を武器にしたい方向けのチャレンジです。