この記事では「必携英単語LEAP」について徹底解説していきます。
私は英語を、特に英単語力を早い時期から徹底的に強化することで、難関国立大に合格することができました。英語は得意、苦手関係なく勉強法によって短期間で点数を伸ばすことができる科目です。この本を使って英単語力を養い、英語の点数アップを目指しましょう!
「必携英単語LEAP」とは?簡単に紹介!
・概要:1935の英単語が掲載された4技能対応型英単語帳
・著者:竹岡広信
・出版社:数研出版
・レベル:共通テスト〜中堅私大・MARCH
・音声教材:あり(WEBページまたは学習アプリ「数研Library」からダウンロード可)
「必携英単語LEAP」の難易度は共通テストからMARCHまで!
必携英単語LEAPには共通テストレベルからMARCHレベルまで幅広い英単語が掲載されています。基礎固めをするにはもってこいの1冊だといえるでしょう。
MARCHや早慶を志望校に考えている方、難関以上の国公立大を志望する方は必携英単語LEAPに取り組んだあとにもう1冊単語帳をこなしておくと、安心して試験に臨むことができるでしょう。
以前実施されていたセンター試験とは異なり、現在の共通テストでは英語の長文問題が多いです。ですので、共通テストで得点をとるためには「この単語なんだっけ…」を減らしていく作業が非常に大切になってきます。必携英単語LEAPに出てくる英単語はどれも受験のために覚えておかなければいけないレベルなので、しっかりと暗記してしまいましょう!
「必携英単語LEAP」の使い方・進め方
1英単語から日本語の意味を連想できるようにする
必携英単語LEAPを使って学習する上で最も重要なポイントです。伸ばすべきスキルは「日本語から英語を思い出す力」ではなく「英単語から日本語を連想する力」です。
実は大学受験の際、英文を書く機会はあまり多くはありません。英作文問題や英熟語の穴埋め問題がある程度で、英語の問題の大半は長文問題です。そこで大切になってくるのは書ける単語の数ではなく、読める・意味を知っている単語の数です。読める単語の数が多い受験生の方が圧倒的に有利だと思いませんか?
私も英単語力を上げようと思った時、初めのうちは英単語を何度も書いてはつづりを覚えるという作業ばかりしてしまいました。しかしなかなか単語力は身に付きませんでした。ところが、読める英単語を増やそうと意識し始めるとぐんぐんと知っている英単語が増えていきました。そして読めるようになった英単語は見慣れるうちに徐々に書ける英単語になっていきます。
この本では英単語を「Active Vocabulary (発信語彙)」と「Passive Vocabulary(受信語彙)」に分けて紹介されています。Active Vocabularyとはいわゆる書ける単語のことを指し、Passive Vocabularyとは読める単語のことを指します。この本を使う時にはActive Vocabularyとして紹介されている単語を書けるようにすること、Passive Vocabularyとして紹介されている単語を読めるようにすることを目標に学習することで効率的に英単語を覚えることができるでしょう
2音声教材を活用する
必携英単語LEAPには付属の音声データがあり、WEBまたは「数研Library」というアプリからダウンロードすることができます。このアプリはスマホからもダウンロードすることができるため、移動中にも音声データを聞くことができますね。
共通テストになってから、英語のリスニングとリーディングの配点がどちらも100点になったことをご存知でしょうか。(ただ二次試験での評価の付け方はリーディングの配点を大きくしている大学が多いです。)リスニングの勉強をするのは難しいものですよね。私も単語帳を使っているときに「この単語なんて発音するんだろう…」とよく困っていた記憶があります。ただ必携英単語LEAPには音声データがついているので、わからないときにすぐに音声で確認することができます。ここで大半の受験生の苦手な分野であるリスニングの点数を一気に伸ばしてしまいましょう!
「必携英単語LEAP」が終わったら次は何を取り組む?
「必携英単語LEAP」が終わったら、共通テストの過去問題と自分の志望校の英語長文に一度取り組んでみましょう。共通テストの問題には十分に対応できるはずです。自身の志望校の長文問題を読んだときに単語力が足りないと感じたら、より高いレベルの単語帳にもう1冊取り組んでみてもよいのかもしれません。ただし単語帳は何冊も手を出してしまうとどれも中途半端になってしまうことが多いので、レビューや口コミを参考にして慎重に選んでくださいね。
また英単語力を身につけた皆さんに取り組んでほしいのが、英熟語力の強化です。先ほど、英単語はまず読めるようになった方が良いという話をしましたが、英熟語に関しては書けるレベルまで持っていけるとよいでしょう。二次試験で安定して英語を得点源にすることができます。英熟語は英単語よりも覚える数が少ないため、長期休みなどに一気に覚えてしまうことがおすすめです。評判の高い「英熟語ターゲット1000」や「速読英熟語」を一度手にとってみるとよいでしょう。