私は現役時にMARCHや関関同立、一浪時には名古屋大学や早慶に合格しました。私は中学3年生の時にアップグレードをはじめました。最初は文法や熟語を全くと言っていいほど知らず、解くのに苦労しました。駿台模試で英語の偏差値が50程度だった私が、アップグレード英文法・語法問題を使ってどのように成績を向上させたのか、体験談をもとに解説していこうと思います!

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アップグレード英文法・語法問題の難易度、レベル

UPGRADE英文法・語法問題は、受験英語を学びはじめた生徒にちょうど良い難易度の参考書です。私は中学3年生に使い始めましたが、多くの人は高校1年生に使い始めるのではないでしょうか。まずはこの参考書に載っている文法・熟語をおぼえてから長文問題に挑むことをおすすめします。

 

アップグレード英文法・語法問題とNext Stage(ネクステ)の比較

よくアップグレードとネクステージを比較する人がいますが、どちらが良いのでしょうか?一般的にはNext Stageの方が少し難しいと言われているみたいですね。私は受験勉強でNext Stageを使っていませんが、塾講師をした際に生徒が使っており、中身を見させてもらいました。

 

私の意見としては、載っている知識量がNext Stageの方が多いので、難しいという評価は正しいと思いますが、アップグレードとレベルは大差ないと思います。少なくとも片方を持っているのならばそちらを使えば良いでしょう。また、どちらを買おうか悩んでいる人は、志望校によってどちらを買うか決めても良いと思います。

 

文法問題が多く出題されるMARCHなどの私立大学を目指す人はNext Stageを、難関国公立大を目指す人は文法書に多くの時間をかけていられないと思うのでアップグレードをおすすめします。

 

これは私の体験談ですが、高校2年生以降は定期テスト勉強以外でUPGRADEを使う機会はなくなっていきました。高校2年生にもなると、教科書の文章以外にも長文問題に触れることが多くなります。長文問題を解く際に単語が分からなければ単語帳を見直すと思います。私は、知らない熟語が出てきた場合にノートにメモしてアップグレードで調べていました。スマホで検索すれば手間をかけずに答えを知れますが、類似の熟語を目にすることが出来るので参考書を調べた方が自分のためになると思います。

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アップグレード英文法・語法問題の使い方、やり方

アップグレード英文法・語法問題はPART1~6に分かれています。(三訂版)

基本的な使い方としてはPART1から順番に進めていき、必要に応じてくりかえせば良いと思います。ちなみに私は全体を2周、苦手な内容は3.4周繰り返しました。

 

この参考書の内容をすべて身につけたいのはもちろんですが、優先度をつけるなら、数の小さいPARTの内容を優先して覚えるべきです。

 

ただ、現在はセンター試験から共通テストに変更され、発音・アクセント問題が出題されなくなりました。なのでPART6(発音・アクセント)の重要度は下がったと言えるでしょう。逆にPART5(会話)の重要度は上がりました。このあたりは量を適宜調整をして、次の参考書に進んでも良いと思います。

 

自分の英語力にあった使い方をして、英語の成績を向上させてください。