「単語、文法を勉強したのに長文が読めない」「なぜ読めないのかわからない」そう悩んだことがある人は多いはずです。ここではそんなあなたにぴったりの<肘井学の読解のための英文法>の使い方、必修編と難関大編の違いなどについて解説していきます。
肘井学の読解のための英文法の評価・評判
私はこの本のおかげで長文を読めるようになり、受験を乗り越えることができました。「単語・文法を固めたけど長文が読めない」この状況から脱出させてくれた最高の参考書です。昔の私と似たような境遇の方は是非手に取ってみてください。
私の意見だけでは胡散臭いと思うので、他の口コミ、レビューではどのように評価されているのか要約してみました。購入を検討されている方は是非参考にしてください。
「この本を読んで、長文を読めるようになりました」「解説が分かりやすい」「英文解釈の勉強に役立つ」などの意見が多くみられました。特に、解説が分かりやすいことに言及している方が多く、誰でも安心して挫折せずに取り組める参考書という評価をされています。
肘井学の読解のための英文法のレベル・難易度
読解のための英文法は、2つのレベルに分かれていますので、それぞれの難易度を解説していきます。
肘井学の読解のための英文法<必修編>
必修編の難易度は日東駒専・共通テストレベルといったところです。英文法を固めた後に英文解釈を学びたいと思っている方にベストな本となっています。実際私は英文法を固めた後にこの本に取り組むと、偏差値を55まで伸ばすことができました。
大学受験に向けた本格的な勉強の第一歩であり、それでいて平均よりも上位まで伸ばせる参考書です。
肘井学の読解のための英文法<難関大編>
難関大編の難易度はGMARCH・関関同立・早慶・地方国立~最難関国立レベルといったところです。基本的には必修編を終えた後に取り組むのがベストです。難関大編まで取り組めば英文解釈・構文力は完璧といっても過言ではありません。
必修編と難関大編の違いは出題頻度です。共通のテーマに対して出題頻度が高い重要な構文を必修編で、出題頻度は低いが難関大志望の方は覚えておきたい構文を難関大編で取り扱っています。難関大志望の方でも、まずは必修編に取り組むことをお勧めします。
肘井学の読解のための英文法の使い方、やり方
参考書をただやるだけでは成績は伸びません。ここでは正しい使い方を私が実践していたことを交えて解説していきます。
この本はパターン、例題、解答・解説、ポイント、確認問題、発展問題の六つの要素で構成されています。(ポイントはないときもあります)
パターンでは各例題を解く上でのヒントが記載されています。このパターンを見た後に、例題に取り組みましょう。ポイントでは覚えておくべき構文や単語が体系的にまとめられています。また、間違えやすいポイントなども問題付きで解説されています。解答・解説、ポイントの内容を理解した後に確認問題に挑戦しましょう。
以下に私が実践していた勉強法を記載します。是非参考にしてください。
- パターンを確認する。
- 例題を解く。パターンで確認したことをヒントに取り組む。
- 解答・解説をじっくり読む。ポイントがあれば、ポイントの内容も理解する。
- 次の日に同じ例題を解く。解答・解説、ポイントもしっかり確認する。
- 確認問題に取り組む。例題と似たような問題が出題されています。知識が定着していれば簡単に解くことができます。
- 余裕があれば発展問題に取り組む。発展問題には京大・東大などの難関大レベルの問題も出題されています。自分のレベルに合わせて挑戦してみましょう。
肘井学の読解のための英文法のノートは必要?
さて、ノートは必要か必要ではないか疑問に思った方は多いのではないでしょうか。結論から申し上げると、ノートは必要ありません。一番の理由は解答・解説が分かりやすいからです。自分の言葉でまとめる必要がない程、丁寧に分かりやすくまとめられています。また、レイアウトが非常に見やすく構成されているというのも一つの理由です。ノートを作る暇があったら、この参考書を何回も読みまくりましょう。