私は関関同立に合格、センター試験(現在の共通テスト)で得点率85%でしたが、大学入試に向けた2冊目の単語帳として「鉄壁」を使用しました。
その時の体験談を交えて、鉄壁のレベルや使い方、また別途販売されているCDは必要かについて解説していきます!
鉄壁の使用時期はいつから?
私は鉄壁を高校3年生の6月、それまでに取り組んでいたシステム英単語と並行する形で取り組みました。
私は3年生になり早慶に合格するために勉強方法を1から見直しました。そこで早慶の単語の難易度を調べているうちにシステム英単語レベルの語彙力では足りないのではないかと思い鉄壁に取り組み始めました。
それからは鉄壁とシステム英単語を併用しながら進めていくことで基礎部分の確認とより発展した語彙の暗記を進めていきました。
鉄壁のレベル・難易度
取り組み始めたときの英語の偏差値は大体、偏差値50から55の間程度でした。
大学受験に取り組み始めた高2の1月から、単語や文法を中心に始めていました。 鉄壁を始める前は単語はとにかく暗記するものだと思っていましたが、いざ鉄壁に取り組み始めるとそれまでの常識が覆されたのを今でも覚えています。
鉄壁では50のセクションの分かれており関連するテーマが1つの構成になっています。各セクションの中で難易度が簡単なものから難しいものまで収録されています。
また覚えにくい単語にはイラストも収録されているものがあり、視覚的に覚えやすく工夫されています。
鉄壁は東大生等が取り組むものだから難しいのでは?」と感じている人もいるかもしれませんが基本的な語句も多く記載されています。
この鉄壁とシステム英単語を並行するようになってから英語はだんだん得意科目になっていき、8月の模試では偏差値60を取ることができました。もちろん単語以外にも勉強は行っていましたが語彙力の向上は得点の上昇に間違いなく貢献していると実感しました。また後半の難単語のあたりまでカバーしきれば早慶に対応する英語力も身に着けることができます!
鉄壁の使い方
使い方のポイントは大きく3点です!
①各テーマの解説をしっかり読む
鉄壁では各セクションの中でも語源などによって複数のテーマに分かれており、その冒頭に解説が記載されています。その解説では暗記のとっかかりとなる情報が記載されているためしっかり読んでから取り組みましょう。
②イラストで覚える
シス単やターゲットと違い鉄壁は多くのイラストが収録されているのが特徴です。語源などに応じたイラストが収録されているためイラストを思えておけば、単語帳にない語句の推測にも役立ちます。積極的に活用していきましょう。
③確認テストを実施する
各セクションの最後には確認テストが収録されています。単語帳で暗記するうえで覚えた気になっていて実際は正しく理解できていないということはよくあります。確認テストもしっかり実施して語句の正しい理解につなげましょう!
鉄壁のCD・音声は必要?
いざ鉄壁に取り組もうとなった際に別途販売されているCDは必要かというと、結論から言うと「あまり必要はない」です。
理由としてはあまりに語句が多すぎるからです。リスニングの対策としては過剰な勉強になる可能性が高いため、よほどリスニング学習に力を入れる人以外は別のリスニング教材の購入をおすすめします。
鉄壁は分量も多く心が折れそうになるかもしれませんが最後まで取り組めば必ず力はつくので頑張って取り組んでみてください!!