英文熟考について、徹底的に掘り下げて解説していきます!
私は英語を徹底的に強化することで、短期間で偏差値を上げ、難関国立大に合格することができました。
英語は得意、苦手関係なく、勉強法によって短期間で点数を伸ばすことのできる科目です!英文熟考を使って英語を得意科目にしてしまいましょう!
「英文熟考」とは?簡単に紹介!
まずは英文熟考の簡単な解説です!
概要:英文法を徹底的に学ぶことのできる問題集
著者:竹岡広信
出版社:旺文社
レベル/偏差値:上巻はMARCH・関関同立 下巻は早慶
CDの有無:CDあり
「英文熟考」の難易度はMARCHから早慶まで!
英文熟考(上)は共通テスト・MARCHレベルとされていて、英文法の基礎を理解するのにオススメです。上巻で構文について理解しておくと、下巻をスムーズに進めることができます!
英文熟考は難関大学の英語長文を理解するのに必要な英文法が網羅されているといっても過言ではありません。早慶以上の難関大学を狙いたい方は英文熟考(下)までしっかりと理解することを目標にしましょう!
目安としては英文熟考の上巻は偏差値50前半、下巻は60越えた方におすすめです。
「英文熟考」の使い方・進め方
英文熟考の偏差値を伸ばす使い方について、詳しく解説します。
以下の3つのポイントを意識して、取り組んでいきましょう!
1構文について理解する
とにかく構文を理解するというのが、英文熟考を使って学習する上で最も重要なポイントです。構文って複雑でよくわからないしやる気がしないなぁ…という受験生の方、私も受験生の時はそう感じていました。まずは文章の中からS(主語)とV(動詞)を正確に読み取ることから始めてみましょう。
たくさんの例文に構文が書かれているので、それらを参考にしながらルールを少しずつ理解してください。構文を理解する作業は、英語長文を読む時に必ず役に立ちます。遠回りの作業だと感じるかもしれませんが、英文熟考を通して一度しっかりと理解しておきましょう。
2繰り返し本を眺める
構文を1度読んだだけで、全て理解することはできません!
大切なのは試験当日、読んだことのない英語長文を前にした時に「あ!ここの文、本でやったあの例文に似ているな。」と気付ける目を養うことです。
例文を書き写すことを勧める人もいますが、私のおすすめは何度も視界に入れることです。可能であれば声に出しながら確認するとよいでしょう。
ただこの勉強法には向き不向きがあります。もしあなたが、学校のテストや模試を受けるとき、自分のノートや参考書のページを思い浮かべるタイプであれば、この勉強法がおすすめです。
手で書いた方が覚えられる人、声に出すことで覚えられる人、それぞれのタイプがありますからそれを早いうちに見極めて、自分にあった勉強法で「気付ける目」を養ってください。
3単語力を増やす
英単語は単語帳、英語長文は長文問題集、英文法は例文集など、分けて考えてしまうのは非常に勿体無いです!大学受験用問題集に出てくる単語のほとんどは受験生レベルの単語なので、ついでに覚えてしまいましょう。
この本は単語への解説もたくさん書いてあります。いちいち自分で調べる必要もないので、確実に一つずつ単語数を増やしていきましょう。単語力は評価されにくいですが、知っている単語が増えれば増えるほど英文をスムーズに読むことができます。受験当日に知らない単語ばかりで焦ることがないよう、単語力を日々伸ばしていく意識が大切です。
単語を覚えるのはしんどくなりやすい作業ですよね…。そこで効率のよい単語暗記法として、問題集を解く際にわからなかった単語、間違えてしまった単語にチェックを付け、寝る前にノートに単語と意味を書き出すという方法があります。繰り返し間違える単語にも気づくことができ、さらに実際に書き出すことでスペルチェックにも気づくことができます。私は受験生の時この方法で文法問題集を使って単語力をあげていました。
「英文熟考」が終わったら次は何に取り組む?
「英文熟考」が終わったら、本格的な受験レベルの英語長文に取り組みましょう。
英語長文を解く際、文の全てに構文を書き込むべきとは言いませんが、英文和訳問題や並び替え問題を解く際にはぜひ構文を書き込んでみてください。この本で培った「構文を読み解く力」をきっと実感できるはずです。
早慶・難関レベル以上の国公立大学を志望する方は、評判の高い「やっておきたい英語長文」シリーズや「英語長文レベル別問題集」に取り組むことをおすすめします。これらのシリーズの最もハイレベルなものをこなせれば、英語長文は得意分野だといえます!ただ英語長文の問題集を選ぶ際は口コミやレビューを参考に自分に合ったものを選ぶことが重要なので、問題集選びは慎重に行なってくださいね。