私は受験生の時にE判定から、MARCHの大学に合格したものです!
英語の偏差値を大きく伸ばすうえで、英語長文の攻略はとても重要でした。
英語長文の設問の中でも、「穴埋め問題」は頻出で、得点を大きく左右します。
この記事では私が大学入試を通して学んだ、「英語長文の空所補充問題の解き方とコツ」を伝授していきます!
英語長文の空所補充問題は2種類に分かれる
英語長文の穴埋めは大きく分けて、以下の2種類に分類できます。
1.文章の前後を見れば解ける問題
2.文章全体を読んで内容を理解しながら解く問題
それぞれのタイプに分けで、これから解き方を解説していきます。
①文章の前後を見れば解ける問題
「文章の前後を見れば解ける問題」は、例えば英文法や単語の知識を問うような問題ですね。
文章の内容を深く問われるというよりは、知識を覚えられているかを問う問題。
このような問題は基本的な熟語の意味や文法がマスターできていれば解けるので、事前に対策しておきましょう。
知識さえ頭に入っていれば、パッと答えられる形式なので、時間をかけずに解いて、時間を節約することも大切です。
また、このような問題は「時間をかけたくない」問題ですので、わからなかったら飛ばすことも全体の点数を上げるために必要な判断です。
NextStageや英頻1000を使って、私はこういった形式の問題に向けて対策をしていました。
これらを何周か解いて、文法への苦手意識が減りました。
頻出英文法・語法問題1,000の方がネクストステージよりやや難しくなっていますが、先ほど紹介したネクストステージを終えてからさらにレベルを上げたい方に使ってみてほしいです。
こちらの参考書は早慶合格者の人が多く使っています。
「前後だけで解ける」とはお伝えしていますが、それを判断するためには、結局は文脈を理解しておかなければいけません。
きちんと長文を読んで理解して、その中で空所にぶつかったら、その都度解くという流れで進めてください。
②文章全体を読んで意味を理解して解く問題
先ほども述べたように、英語長文の穴埋め問題には前後を見て解ける問題と内容を深く理解しないと解けない問題があります。
選択肢が長く長文の内容を問うような問題は、こうした傾向が強いです。
知識だけで解くことはできず、長文を深く理解することが求められます。
このタイプの問題は、英語長文を読みながら、まずは設問にぶつかったときに解いていきます。
それでも解けないようであれば、長文をもっと先まで読み進めましょう。
該当部以外にヒントや回答の根拠が隠れていることも珍しくないため、先を読み進めると解けることも多いです。
このタイプの問題を解くコツは、「テクニックで解こうとしない」こと。
設問のカギとなる部分だけ読む、消去法を使うなど色々なテクニックがあります。
しかし長文の内容をしっかりと理解できていれば、それだけで本来は解けるものです。
長文の読解力を上げるよう、日ごろからトレーニングに取り組みましょう。
選択肢を先に見ておくのも1つの手
これは私が実際に入試の時にやっていたことなのですが、たとえば英語長文の空所補充問題が「ア〜エのどれかから選ぶ」のような選択式だった場合。
先に問題の「ア〜エ」の選択肢を見ておき、どの答えが正解か考えながら長文を読むのもテクニックの1つです。
問題に目を通しておけば、どんな問題がでるのだろうかいう緊張もなくなるのでおすすめです。
ただ1つ注意点としては、先に選択肢を見ると先入観も入ってしまうという点。
選択肢に引っ張られて、ヒッカケの選択肢を選んでしまうリスクも高くなります。
あくまで判断材料として、「これが答えだ」と先入観を持たないように意識しましょう。
先入観が入ってミスをしてしまいがちな方は、設問だけを先に読んでおいて、答えを探しながら長文を読むのもおすすめです。
問われている内容を理解し、その答えを探しながら読むと、要点に集中して取り組めるので理解度も上がります。
英語長文を読めるようにすることが一番の攻略法
空所補充問題を解く最大のコツは、英語長文を読めるようにすること。
どんなにテクニックを求めても、英語長文が読めていなければ当然、穴埋め問題も解くことはできません。
とにかく正攻法で、英語長文をしっかりと読めるように日ごろからトレーニングを重ねましょう。
そしてたくさんの長文を読んで解いて、スピードを上げてください。
その上で必要に応じて、穴埋め問題の解き方を考え、実践するようにしましょう。
英語長文の穴埋め問題の解き方のコツまとめ
「英語長文を征するものは受験を征する」
私が受験の時に何度も言われていました。
正直なところ、私も英語長文が本当に苦手でした。
ですが、英語長文は練習すればするほど得意になります!英語を武器にして受験に臨みましょう!