私が英語の勉強を始めた当初は、英語が一番の苦手科目で、学校の定期考査でも毎回追試になるような成績をとっていました。
しかし高校2年生の夏に大学受験を決意し、第一志望校であった慶應義塾大学に現役合格することができました!
そして併願校であった早稲田大学や上智大学からも合格をいただきました。
この記事では、そんな私の体験談も交えつつ、「シス単の多義語(5章)の必要性と覚え方」についてまとめて行きます!
シス単ってどんな単語帳?はじめに紹介!
・名称 : システム英単語
・出版 : 駿台文庫
・収録語数 : 必出2000語+多義語180語
・音声C Dの有無 : ダウンロード版(有料・無料)と別売C Dの2種類
シス単5章 多義語編とは?
シス単は1〜4章に約2000語の英単語を、そして5章に約180語の多義語を収録しています。
1ページを半分に分けて、左側に多義語を含んだ英文、右側にその英文の和訳という形で構成されています。
多義語の部分は、英文・和訳ともに赤シートで隠れる仕様となっています。
多義語をピンポイントで補強できるのは、システム英単語の強みの1つともいえるでしょう。
5章は覚えるべき?要らない?
それでは、5章の多義語パートは覚えるべきなのでしょうか?
知恵袋でも以下のような質問がされていました。
Q共テで英語8割以上取ろうと思ったら、シス単で(中略)多義語はやらないでも大丈夫ですか?
このように、少なからず5章を覚えるべきか否か悩む受験生がいるようです。
結論をお伝えすると「多義語」というのは、文章読解において重要な役割を果たします。
英単語の多くは複数の意味を持っており、一つの単語が意味する物事は、文脈によって変わります。
例えば、よく目にする“life”という単語。パッと思いつく「生命」という意味の他に「生活」「人生」などの意味があります。
英文を読んで、その文脈に沿った単語の意味がわからなければ、その英文の意味が取れなくなってしまうこともあるでしょう。
そのため、「多義語」は重要なものとされ、大学入試でもよく出題される分野となっているのです。
だからこそ、シス単の5章を有効活用して、徹底的に覚える必要があります!
実際に、先ほどの知恵袋での質問に対する回答も「多義語はやるべき」としていました。
共通テストやMARCH、早慶などで高得点を狙うのならば、5章もきちんと覚えるべきであることは、間違いないでしょう。
私自身も、シス単は5章まできちんと覚えて共通テストに臨み、本番では英語で9割以上の点数を取ることができました。
もう受験が間近に迫っていたり、他の科目に全く手がつけられていなかったりする場合は、しっかりと優先順位を見極めて勉強していくことも大切です。
多義語は入試の得点にも直結する
多義語は大学入試において、単体の問題としても多く出題されます。
例えば長文の中の語彙の訳を問う形や、文法問題の中にまぎれているケースなど。
覚えていれば得点できる問題が多いため、対策しておくと得点を底上げできます。
時間に相当追い込まれていない方以外は、多義語の勉強をしておくと良いでしょう。
5章の効率的な覚え方は?コツを紹介!
5章に載せられている多義語は、比較的よく目にするものが多いです。
例えばcaseやfaceなど、どの英単語も最低限1つは意味を知っているというレベルのものではないでしょうか。
一般的に知られている単語の中でも、ややレアな訳が多義語として問われるケースが多いです。
多義語に関しては、いかに多く日本語の意味を覚えるかが大切になってきます。
そのため、和訳部分を赤シートで隠して、英文の中で対象の単語を覚えるという形で覚えていくのが最も効率が良く、確実に覚えられる方法だと考えられます。
私も上記の方法で、5章の部分を何周もすることで知識を定着させました。
受験英語に必須の知識である多義語を、シス単を最大限活用して、きちんと身につけましょう!
多義語の章は評判が良い?レビューや口コミを紹介!
システム英単語の多義語の章は、受験生からもとても評判が良いです。
「勉強した内容がそのまま入試で出た」「多義語を一気に覚えられるのがすごい」などなど、好評のレビューが寄せられています。
例えば早稲田大学や慶應義塾大学などの難関大学であっても、シス単の多義語の章に掲載されているような単語を問われることは珍しくありません。
多義語を勉強するためだけに、シス単を購入して、5章だけ取り組むというのも1つの手でしょう。