浪人当時、偏差値33.4からの英語学習をスタートした際、英語の構文150を勉強して、最終的にはMARCHに合格できました。
構文について詳しく解説されているページと例題が書かれたページが隣接しており、構文を学習してそのまま実践的な英文にチャレンジできる部分が非常によかったです!
名前にも”構文150”とあるように、量としては150個でそこまで多くなく、基礎レベルの構文をみっちり勉強できる参考書。(例えばas ifや for 人 to 動詞など)
基礎的な構文を徹底的にやり込むことで、英語の土台を作り上げられるのでとてもおすすめです。
英語の構文150の周囲の評判
予備校では主要なテキストとしてではなく、貸出図書として活用されていたため、当初より偏差値が60を超えている人は使用していなかったです。
学校で配られるケースもあるようでしたが、私の学校では配られていませんでした。
また学校で配られた友達も、そんなに英語の構文150をやり込んでいる様子は無かったです。
まずは基礎固めという段階の方の中に、英語の構文150に取り組んでいる方がちらほらいました。
私もその一人であり、マイナーな参考書ではあるのですが、土台固めにとてもおすすめです。
あなたの周りに英語の構文150を勉強している方がいなくても、ぜひ勉強してみてください。
『英語の構文150』のレベル、難易度
感覚では偏差値50〜58の大学レベルで出題されるジャンルや構文が多く収録されており、共通テストや日東駒専〜成成明学ぐらいに最適な問題レベルです!
私自身も、偏差値50を超えた6月まではこの参考書の問題に四苦八苦していましたが、偏差値55を超えた8月後半あたりからは、少し易しすぎるように感じました。
共通テストの英文や日東駒専レベルの英文の読解にまだ不安があるという方に、英語の構文150はとてもおすすめですね。
英語の構文150の使い方、やり方
『英語の構文150』を使う際の主なポイントは下記の2つです!
この2つを意識して取り組んでいただくと、より効果的に成績を伸ばせます。
①文章の中での構文の役割を意識する
構文が問われるシーンとして、和訳問題や並び替え問題があります。
どうしても該当部分ばかりに注目してしまい、木を見て森を見ず状態になってしまいがち。
重要なのは英語の文章の中で、その構文がどういう役割をしているのか、少し広い目で見る事。
文章の流れや全体の要点まで理解していないと、答えられない問題が多いですからね。
②徹底的に英文を読み込む
英語の構文150には、基礎的かつ重要な構文が収録されています。
構文は訳や型をただ覚えているだけでは、得点にはつながりにくいです。
重要なのは「覚えた構文を瞬時に読み取れること」です。
英語長文などで出てきた際に、該当の構文を瞬時に読みとれると、読解力が大きく上がります。
例文を徹底的に読み込んで、覚え込ませるようにしましょう。
そこまでやり込めば記憶にも定着して、ライティングの時にも活きてきます。
英語の構文150のCDの音声について
シスタンにも共通していますが、構文を学習する上で音声の学習をする必要はないと思います。
音声では、同じパターンのフレーズを繰り返し聞きますが、英会話を学習する必要がない限り文章で理解することのほうが圧倒的に重要です。
よってCD音声による学習に時間をかけるよりは、繰り返し構文と例文を学習するほうが早期に構文を理解できます!
英検やTEAPに向けてリスニングやスピーキング、そしてライティングなどの対策をする必要があれば、CDの音声を活用するのも良いでしょう。
CDで正しい発音を確認して、自分でもマネして音読することで、アウトプット力が磨かれます。
英語の構文150と併せて使いたい参考書
より英語の偏差値を伸ばすために、『英語の構文150』と併せて使ってほしい参考書を紹介します!
1つは構文の解説が詳しい、英語長文の参考書。
英語の構文150で構文を学んだら、それを読解に活かしていきます。
「英語長文ハイパートレーニング」「英語長文ポラリス」などがおすすめです。
2つ目はNextStageなど、英文法の総合問題集。
英語構文は読解だけでなく、英文法の問題と絡めて出題されることも多いです。
例えば並び替え問題などが、有名どころですね。
なので英文法の問題集でアウトプットすると、より得点力を伸ばせます。